社会福祉協議会概要

平成23年度事業計画

平成23年度事業計画

世界経済においても構造不況の真っただ中、日本の国内財政もはなはだ厳しい状況下にある昨今ではあります。
さて誰でもが、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会の実現と、生きがいをもって暮らせる生活を望んでいます。

しかしながら、近年、経済不況に伴う低所得・貧困問題や少子高齢化の進行に伴う人口構造の変化、世帯員数の減少、人間関係の希薄化を背景とした家庭・家族、地域社会の支え合う力の低下による孤独化・孤立化といった課題・問題が顕著化してきています。

それらの課題・問題をさらに具体的な視点で言い換えれば次のようになります。①2015年問題(団塊の世代の高齢期到達)、②2025年問題(高齢者は3.5千万人、後期高齢者は倍増し2千万人)、③認知症高齢者の増加(現在150万人→2015年には250万人、重度認知症高齢者は倍増)、④独居世帯の増加、⑤施設から在宅へ(施設介護から 在宅介護へ、病院医療から在宅医療へ)、⑥地域生活支援(医療制度改革での療養病床の再編、精神障害者の退院促進、障害者自立支援法によるサービスの計画的整備など)、⑦その他(虐待、引きこもり、ホームレス、災害弱者支援など)。

益子町においても介護・介助を必要とする高齢者は増加傾向にあり、当社会福祉協議会も介護保険制度および自立支援制度によるホームヘルプサービスやケアマネジメントを柱とした在宅福祉サービスの提供に勤めてきたところであります。また、「子供を安心して生み、そして育てる」育児環境充実のため、少子化に伴い孤立しがちな子育て、家庭の育児不安等の解消や子育て当事者同士の触れあい、コミュニケーション・仲間づくり等の充実にも努めてまいりました。

益子町社会福祉協議会は事業遂行の視座として、地域住民や行政、関係団体と協働し、多様化する個人の福祉ニーズ(福祉の課題や福問題)に対応するとともに、事業の積極的な質的転換に取り組みながら、誰もが安心して暮すことが出来る福祉の町づくりを推進すること、そして住民参加による地域福祉活動への支援を図り地域福祉の推進に努めていく必要があると考えております。

平成23年度も地域福祉の中核を担い、高齢者福祉・児童福祉・母子父子寡婦福祉・障害者福祉・生活支援等、誰もが地域社会の一員として尊厳を持った生活を維持継続出来るための自立支援や利用者本位の福祉サービスの実現に向かって、誰もが幸せに暮せる町づくり推進のため、次の事業を計画致します。

1. 運営方針

  1. 社会福祉の原点に立って、地域福祉事業・在宅福祉事業の充実に努める。
  2. 少子高齢化対策については、関係機関・団体・ボランティア等との連携を図りながら、近時利用希望が 増加している子育て支援事業の強化、親子教室・相談事業・結婚推進事業の充実に努める。
  3. とまとサービスは、信頼される事業所を目指し、居宅介護支援事業・訪問介護事業・障害者居宅介護事業等サービス内容の充実を図り積極的に推進する。また、10年の節目を基にして将来を見据えて事業を展望していく。
  4. 災害時や地域福祉推進のために、ボランティアの発掘・育成を強化する。

2. 事業計画

(1)高齢者福祉対策

  • 老人クラブ連合会の育成協力
  • 一人暮し高齢者交流事業・給食サービス事業
  • 在宅介護者研修事業・寝たきり、一人暮し高齢者歳末慰問
  • 紙おむつ支給サービス事業

(2)障害者福祉対策

  • 障害者団体の育成と協力(身体障害者福祉会助成・心身障害児者父母の会助成)
  • 身体障害者スポーツ大会助成・身体障害者福祉会活動費助成・益子町手話サークル助成・点訳ボランティア活動助成

(3)母子、父子、寡婦福祉対策

  • 母子寡婦福祉会の育成と協力(益子町母子寡婦福祉会助成・若年母子会助成)
  • 母子、父子、寡婦家庭への協力と交流事業

(4)児童福祉対策

  • 福祉センター児童室の運営
  • 養育通館事業(すずめの学校)=(身体的発育や言葉の遅れ、情緒不安定な子の入学前集団指導事業)
  • ことばの教室=(身体発育や言葉の遅れ等悩みを持った母子を対象)
  • 子育て支援事業(モンチッチ)=育児不安、育児疲れのリフレッシュ及び体験を通じて子供の社会性を育成。

(5)低所得者対策

  • 生活福祉資金の利用及び指導
  • 社会福祉金庫、愛の基金の利用及び指導
  • 歳末助け合い運動の実施(歳末助け合い寄付金の集金及び配布、寝たきり一人暮し歳末慰問品の支給)

(6)地域福祉の推進

  • 福祉まつりの実施
  • 在宅福祉サービス(在宅介護講座・在宅介護者の集い事業)
  • 一人暮らし高齢者見守り活動事業
  • 車いすの貸出事業

(7)広報活動

  • 広報誌の発行(社協だより年3回発行)
  • ホームページの開設(益子町社会福祉協議会ホームページの管理)

(8)心配ごと相談所の運営

(9)結婚情報センター(ハッピーポケット)の運営

(10)ボランティアの育成

  • ハートフルネットの推進(ボランティア情報誌 トライアングルの発送)
  • ボランティア研修の強化(ボランティア団体助成)
  • 災害ボランティアセンターの運営及びボランティアの養成
  • ボランティア保険の斡旋及び推進
  • 一人暮らし高齢者見守り活動事業

(11)福祉資金造成事業

  • ひまわり基金事業

(12)福祉教育活動

  • ふる里ふれあい交流事業の普及及び支援
  • 学校出前講座
  • 福祉教育プログラムの提案

(13)日本赤十字事業

  • 日赤社費募集
  • 災害救急物資の支給(災害時救援物資の支給)
  • 日赤奉仕団活動支援協力(奉仕団活動支援)

(14)共同募金事業

  • 歳末助け合い配分事業
  • 災害見舞金交付事業
  • 歳末慰問品の支給

(15)在宅介護支援事業

  • 一人暮し高齢者、介護保険認定自立者訪問介護事業(身体介助・生活援助)
  • 一人暮し高齢者安否確認事業

(16)居宅介護支援事業

  • 介護サービス利用計画(ケアプラン)作成
  • 介護に関する相談
  • 介護サービス提供機関等との連絡調整
  • 権利擁護事業

(17)訪問介護事業

  • 生活援助
  • 身体介護
  • 通院等乗降介助
  • 登録ヘルパー管理指導
  • 介護サービス提供調整

(18)障害者居宅介護事業

  • 家事援助
  • 身体介護
  • 移動支援

(19) 福祉センターの管理